山形駅周辺 十字屋山形店

 

 

1984年 十字屋店舗内

 

1970年代前半に山形駅前に開店し、ダイエーとともに駅前中心時代を作り上げた十字屋山形店。

その勢いに、当時は「七日町の客を全て奪う」との声があった。

 

十字屋山形店前 東側

 

 

十字屋地下入り口                                   階段

 

階段の写真の左上隅に見えるのは、今はどこのデパートからもすっかり消えた屋上遊技場の案内看板である。

 

  

エレベーター内の表示  当初はエレベーターガールもいた               店内ディスプレイ

 

今は自分で行き先の階のボタンを押すのが当たり前となったエレベーターだが、

このころまでは十字屋にしろ丸久松坂屋にしろ、エレベーター専属のお姉さんがいて

案内をしてくれていたのである。今はわずかに大沼デパートにのみ、お姉さんがいる。

 

 

    

当時の流行 ボブカット

 

 

   

売り場風景

 

 

   

80年代の商品  ラジカセ などという言葉が普通に使われていた

 

カセットテープが二本入るダブルカセットのラジカセが人気だった。

カラオケの機材も8トラックテープからやっとカセットテープに切り替わってきた時代。

カラオケボックスなどもなく、高いお金を出して機械もテープも自前で買い込む人が多かったのである。

 

玩具売り場

 

ルービックキューブやマッチボックスなどの並ぶ玩具売り場は現在よりも賑わいがあった。

屋上の子供の遊び場が消えた今、玩具売り場は子供をあやすための時間つぶしコーナーになってしまった。

販売面では郊外量販店に押され、年々売り場面積の縮小が見られるようになった。

 

  

デパートの食堂は現在よりステータスが高かった

 

家族みんなでちょっとよそ行きの服を着てデパートに出かけ、デパートの食堂で食事をして

帰ってくるというのがまだ価値のある時代であった。今のように食事を作るのが面倒なときには

ファミリーレストランへ。というのとは全く違った、ステータスの高いイベントだったのである。

 

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