校舎東側に向かう
校舎東端
校舎周辺には田園が広がる 未舗装の道が校舎裏手へ続く
味わい深い板壁
年月を経た板壁の色、風合いはつくろうと思っても造れるものではない。
時間を柔らかに、日差しを優しく受け止める包容力を感じる。
校舎裏手には残雪があった
校名は残るが校舎は棄てられる。校地も全く別の所に移転する。事実上の廃校と言える。
トイレの柱状換気扇も今では珍しい
校舎の裏手にはグラウンドが広がる
長い間風雪に耐え役目を全うした
校地跡は村山養護学校(仮称)の建設候補地として無償提供される案が出た。が、鉄道はじめ交通の便が良くないこの地が
再び学校として生徒を集めることになるのかはわからない。しかしいずれにせよ、この味の染み出すような木造校舎は、多くの生徒たちに別れを告げた。
校舎は消えても桜は咲いて春を迎えるだろう。
旧葉山中学校 2004年3月校舎廃棄