昭和の時代にマルホンとしてこの地に出店したのち、しばらくは県内有数のディスカウントショップとして
客をつかんでいたが、マルホン本社の破産を経てマルホンカウボーイとなり、青果や精肉も扱うようになった。
しかし、そのジャンルはすでに他業者に抑えられていたこともあり、順調にはいかずに桜田マルホンは閉店した。
その後、この建物はホームセンタージョイ系の100円ショップとして再生したが、100円ショップの代名詞
にもなったダイソー全盛の時期でもあり、これもうまくはいかなかった。
場所は新興住宅街 桜田西
店名はジャスト
看板
この辺に同様の店がないこともあり、そこそこの利用はあったように思う。
100円ショップで3割引!
このころには閉店が近かったこともあり、元々安い商品を更に30%も値引きして売っていた。
写真の竹箒も実売70円。100円ショップのなかった時代なら、主婦が争って買いに走った
だろうと思われるほどの破格の値付けであるが、すでに100円ショップに慣れた感覚では注目に値しなかったのであろう。
結局2002年を最期にジャスト桜田店は閉店した。その後はまた100円を打ち出したうどん店
に衣替えしたが、実際に100円で食べられるのは素うどん小盛りのみで、中盛りにしたり
ちょっと天ぷらなどトッピングをするとたちまち4〜500円になってしまうというカラクリが見透かされてしまい、ほどなく撤退した。
ジャスト桜田店 2002年閉店