白鷹町立十王小学校
県や市町村の財政緊縮化に伴い、小規模の学校は年々減少を続け、統合されてゆく。
それぞれの地域の顔である学校が消えてゆくことに、地区ごとの反対もあるが
財政的な裏付けがなく、児童生徒も減少を続けるとあっては廃校を阻止することはできない。
白鷹町では平成9年から10年にかけ大統合が行われ、3校の小規模校が廃された。
十王小学校正面
学校正面の石碑だけは現在も残されている 門柱と校名標
十王小学校の廃校時(平成9年)の児童数は74名。前年まで保持していた80名台を割った。
プール 体育館を望む 体育館裏と校庭
十王小学校は荒砥小学校に併合、萩野小学校と滝野小学校は合併して鷹山小学校となった。
伝統ある校舎を惜しむ声もあったが、十王小学校舎はまもなく撤去され、跡地は町営施設に。
滝野小学校校舎はその後も残され、展覧会場等に利用されている。(2002年現在)