山形ニュータウン(蔵王みはらしの丘計画)
平成9年度から22年度までかけて整備されるという「山形ニュータウン」
大いなる自然を生かしての理想的な住環境整備の計画だというが、果たしてそうだろうか。
消え去ろうとしている小松原地区の自然が「生かされている」ようには見えない。
開発前の小松原風景
開発前(左)と開発開始(右)
「開発」という言葉は語感も良く明るい印象も伴うが、目にする現実は残酷である。
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フナやザリガニのいた沼は宅地化のため底ざらいされている
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民家の立派な門は荒野と化した跡地に放置
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「自然を生かす」とは...
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公民館 火の見櫓も容赦なく撤去
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右の道は 倍ほどに拡幅された
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同じ場所とは思えない
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山の形で かろうじて同じ場所であることがわかる
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水面に映る風景は もう無い
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杉の木は神木のため難を逃れた