ローズボウル(営業時)

 

大盛況とは言えない時期が多かったローズボウルも、70年代初期の大ブームが去ったあと

幾度かの小ブームや70年代に定着した固定客の大会開催等に支えられ、営業を続けていた。

 

カラーリングも豊富になった

 

70年代にボウリングに入れ込んだ人たちは「マイシューズ、マイボール」を使用して

投げていたものだ。一般の人が使うボールとは明らかに異なる特別の色合いのものに

自分の手に合うように指の間隔を調整して穴をあけてもらっていた。ボールに穴をあける

機械もカウンター脇に常備されていて、時折稼働している様子も見られたものである。

 

 

    

磨き込まれたレーンに思い思いにボールを投げ込む

 

 

今の人たちが明らかにボウリングをレジャーとしているのに対し、ブーム初期に本気になった

人たちは、これをスポーツととらえ、フォームもスコアもスゴかった。今でも大会ではそのころの

年代の人が現役で活躍しているようだ。ボウリングは他のスポーツに比べ、現役時代が長い

                 と言えるかもしれない。

 

 

        

付属機器は年々更新されていった

 

ボウリングのスコアを付けることができる、というのは自慢できることのひとつだった。

スペアやストライクが何度か続くと計算が面倒になるため、得意な人が一手に引き受ける

ことが多かったようだ。しかし、それもコンピュータに取って代わられ、特技ではなくなった。

 

 

ローズボウル  1972−2003

 

 

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