酒田市本町
昭和51年10月、発生した酒田市中心部の火災は風の影響で大きく燃え拡がってしまい、大火となった。
この大火が街並みに及ぼした傷跡は大きく、古くからの蔵や神社でさえも逃れることはできなかった。
酒田駅前 駅舎
中町通り夜景
港町として栄えていた酒田の街は、城下町鶴岡とはまた異なった雰囲気を持ち
人の気性も城下町より荒いといわれていた。
国立倉庫
今町通り
酒田大仏
現在も大仏はあるようだが、この時代のものは戦時中に金属回収に遭い、失われた。
大仏でさえも、金属材料として溶かされていたとは驚きである。現在のものは平成になって
建立されたものであるが、顔も姿も先代とは異なったものとなっている。
酒田商業高等学校
新井田橋
新井田橋は明治23年に石橋となり、昭和30年まで現役で働いていた。
耐用年数としてはまだまだあったと思われ惜しまれるが、港町気質の影響か
古いものを惜しむ気風はあまり強くはないように思われる。
中町商店街 ゲート