鶴岡街角風景
戦火や大火に近年見舞われていない城下町鶴岡の市街には、歴史を感じさせる建物が多くあった。
今は映画ポスターも見られなくなった
二坪くらいの飲み屋が多かった
平成四年のべにばな国体前までは、鶴岡の街にはせいぜい四,五人の客しか
入れないような小さな飲み屋が内川沿いを中心に数多く点在していた。
これらの多くは戦争未亡人となった方々が、子どもを養うために始めたとのことだったが
国体準備活動の一環で、「景観の浄化」が唱えられるようになり平成三年までの一斉撤去が
決められ、居並ぶ赤提灯達は一斉に姿を消すことになった。
展覧会場にもなった鶴岡市体育館
鶴岡には古風な建物が多かった
本町の印判店
鶴岡の中心であった銀座商店街には古風な佇まいの店が多く、風景的にはとても好ましい
雰囲気であったが、商業的にはそれが災いしたのか客は近代的なショッピングモールに去った。
しかし、駅前ジャスコ、マリカも庄交モールも一時的な成功しか得られることなく沈下していく。
本町弁慶屋